火星でひとりサバイバルする孤独な男の映画です。
一度見てからずっと記憶に残っていました。
久しぶりに見直したら、こんなに面白くて人にすすめたい映画だったのかと改めて実感。
「知識と勇気と生きる力」を感じられる作品をレビューします！
おすすめ度
ジャンル：SF(サイエンス・フィクション)、ドラマ
ヴァイオレンス度：低
セクシー度：低
レーティング(対象年齢)：G(すべて)
おすすめ度：★★
あらすじ
6名のクルーで火星探査のミッションに挑んでいたが、火星の猛烈な砂嵐により、ワトニーが行方不明となってしまった。
宇宙服が破れた信号があり、命は1時間ももたないだろう。
船長はワトニーを探しに行くが、嵐によりロケットが倒れそうになる。
クルーを助けるためにも救助は諦め、火星ミッションは中止。
地球への帰還を決断しロケットは飛び立った。
ワトニーは死亡と判断されたが、なんと生きていたのだ。
なんとかハブ(居住ユニット)に戻り、生き抜く方法を考えた。
通信手段はなく、次の有人機が来るのは4年後。
31ハル(火星日)の滞在予定でいたため、食料は次第になくなってしまう。
そこで、植物学者であるワトニーはあることを始めた･･･
果たして火星で一人生き抜けるのか。その存在に気づいてもらえるのか･･･
オデッセイの感想
内容について
映画が始まってすぐにワトニーは吹っ飛ばされてしまいます🤣
死んだと思われて一人残されたと察するわけですが、絶望感を感じさせないんですよね～
通信ができないから、助けを求めることもできない
食料も数日分しかない
なにせ宇宙なので、水も空気もない
もう生きる気力もなくなるよねぇ？
でも、どうやって生き抜くか、現状理解とその対策にさっさと取り組むんですよ
彼は植物学者なんだけど、ある機械が使えるように奮闘するんですね。
植物学者なのにそんなことできるの？って思ってましたが、宇宙飛行士たるもの、様々な訓練を積んできていて、知識も経験もあるんですって。
それもあって、１つ１つ解決していい方向へ進めていくのです。
ワトニーの前向きな生き方と、ＢＧＭ(サウンド)が明るくて雰囲気がいい！
それも楽しめる要因かと思います。
シュワちゃんの「トータル・リコール」という映画で、ヘルメットが取れて目が飛び出たりっていうグロいシーンがありまして。
宇宙ものって圧力につぶされたりの怖いシーンが多いけど、この映画はそういうのなかったです😊
さて、オデッセイって何でしょう？
タイトルは「The Martian」火星の人ってことですが、邦題は「オデッセイ」
オデッセイを調べたら、なる程な意味でしたね
日本語タイトルの「オデッセイ」（英：Odyssey）はホメロスの叙事詩『オデュッセイア』及びその主人公オデュッセウスに由来し、「長期の放浪・冒険」を意味する。
ウィキペディアより
どこがどう長期の冒険なのかは、次の項目を参考にしてくださ～い
火星について知っておこう
地球は太陽の第3惑星、火星は第4惑星であります。
火星は地球と似ていて、岩石でできた惑星
自転周期が24時間37分（地球は23時間57分）で、映画では1日の単位を”ソル”と呼んでいました。
重力は地球の40％だそうです。
地球との距離は随時変わるものの、劇中では通信した場合30分ほどかかり、物資を送る場合は414日かかると言ってましたね。
果てしなく遠い･･･
映画を観ていて、ちょっと難しくてどういうこと？と思う箇所もあるかと思います。
劇中で説明はしているんですが、私は1回ではあいまいな感じでした･･･
そんな方に、この映画の「なぜなに」を解説されているページがあります。
ネタバレを含めて解説されているので、映画をご覧になった後にチェックしてみてください。
チェック後にもう一度見ると、更に楽しめます♪
＜参考サイト＞
火星とは 国立天文台(NAOJ)
https://www.nao.ac.jp/astro/basic/mars.html
映画「オデッセイ」の分かりにくい場面を解説します yokiさん
https://www.jifu-labo.net/2016/02/explain_martian/
視聴方法
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キャスト
監督：リドリー・スコット
原作：アンディ・ウィアー「火星の人」
出演：マット・デイモン、キウェテル・イジョフォー など
上映時間：2時間21分
公開年：2015年
最後に
宇宙飛行士の映画は沢山ありますね。
でも、宇宙飛行士がこんなに幅広く知識があるって分かる映画は見かけなかったので新鮮でした。
アポロ13とかインターステラーも大好きな映画ですが、ワトニーは単純に頭がいいし、思いつきと行動がすごいって感心しながら見てましたね。
宇宙飛行士って本当にスペシャリストなんだなって感じられる映画でした！
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